ホルモン剤は太る?

ホルモン剤って太るの?

現在、ホルモン剤は様々な病気の治療薬として使われてます。
その種類、効果、効能、副作用は色々ですが、そんなホルモン剤治療を受けている方の悩みでよく聞くのは、ホルモン剤を飲むと太る、というものです。

一般的に広く知られているホルモン剤としては低用量ピルがあります。
不妊薬としてだけでなく、月経のコントロール他幅広く使用されている薬ですが、こちらを服用している方の間でも、ホルモン剤を飲むと太る、という話をよく聞きます。
昔は、ピルは太るのは常識のように言われていましたが、今は副作用を減らすため、ホルモン量が最低限に抑えられているとのことです。
妊娠の不安から解放されたため、精神的に安定し、食欲が増進、結果太る、ということは考えられますが、ピルの服用だけで太る可能性はかなり低いということです。

太るどころか、副作用のせいで痩せたという方もいますので、ホルモン剤を飲むと太るというのは正しい認識とは言えないと思います。

喘息時に投与されるホルモン剤、副腎皮質ホルモン剤を治療に取り入れた方にも、ホルモン剤で太ることになった、と言う人がいます。
副腎皮質ホルモン剤にはムーンフェイスという顔が膨れる副作用があるのは有名です。
これは、かなり目立って顔が膨れますので太った印象を受けてしまうのも無理はありません。

ホルモン剤のせいで実際に太る、という訳ではなくあくまでも薬の副作用ですので、薬が減っていけば自然に治るとのことです。
ただ、中には顔が膨れただけでなく、体重も15kも増加したというような方もいるようです。
そんな場合は、副作用のせいではなく、実際に自分で摂取しているカロリーの量に問題がある場合もありますので、生活習慣と食事メニューを見直してみる必要があります。
特に喘息などで入院中、あるいは通院中ですと、運動はまったくできないでしょうし、消費するカロリーも普段より極端に少なくなっているはずです。
そんな時にカロリーを多く摂取しすぎると、体重の増加は当たり前ですので注意が必要ですよね。

どちらにしても、ホルモン剤だけを飲んでいて太る、というのは誤解だと言えそうです。